吉本芸人バッドボーイズ佐田 自伝小説発売 番長、暴走族、強盗・・・ [エンタメ]

バッドボーイズ佐田は、学生時代のあだ名がデメキン。

その佐田が3月15日、衝撃の自伝を発売する。

中3で中学の番長になり、高2で福岡県最大、400人の暴走族のトップに。

暴走族引退後、孤独の中で、お笑い芸人になることを決めた。

相方は、暴走族時代に連絡係をしていたといわれる、大溝。

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吉本“最凶”芸人佐田が強盗告白自伝小説2009年3月4日朝日新聞

 吉本最凶芸人とうわさされるお笑いコンビ、バッドボーイズ佐田正樹(さた・まさき=30)が初の自伝小説「デメキン」(ワニブックス)を15日に発売する。目が大きいことから「デメキン」とあだ名されいじめられ抜いた少年が、拳1つで福岡最大の暴走族総長に駆け上がり、夢だった芸人にたどり着く壮絶なストーリーだ。

 中学時代から本格的な悪事に手を染め始めた。1年生の時に2人の仲間と時計店に強盗に入った。時計を質店に入れたことで犯行が明らかになり、警察に連行。この時は主犯格でなかったことから逮捕には至らなかった。3年で中学校の番長になると、けんかに明け暮れる毎日。やがて暴走族に入り、高2で福岡県最大の暴走族400人のトップに立った。

 暴走行為で逮捕されたのも高2の時だ。自宅に踏み込んだ警察官に逮捕され、手錠をかけられて連行された。2週間の留置場生活をへて少年鑑別所へ。そこでの規則正しい単調な生活に「気が狂いそうだった」という。

 総長を引退して暴走仲間と離れると1人ですごす時間が増えた。「おれは何がしたいのか」と自問自答する孤独な毎日。悩んだあげく、初めてシンナーに手を出す。幻覚を見たときだけは悩みや寂しさから逃れられたという。ほおがこけ、自暴自棄になって自殺を決意。カミソリを手にして、「死ぬ前にもう1度」と見たのがアルバムだった。「10年後、ぼくはお笑い芸人になっているだろう」。小4の文集にあった言葉にわれに返り、カミソリを元の場所に戻したという。

 高校に復帰して無事に卒業。念願だった吉本興業に入った。96年に結成したコンビの相方は暴走族時代の仲間だ。かつて、暴走族として天下を取った男が、お笑いの世界で新たな天下取りを目指して爆走している。


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